学習塾 選び方

 
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塾と通信教育どちらが良いの?

さて、最近では学校の他に塾に通ったり、通信教育を受けるお子さんも当たり前の時代になってきました。特に有名学校の受験を目指されている場合は学習塾に通われている割合も多いと思います。

 

そこで、我が子もどこか塾に入れたい、通信教育を受けさせたいと考えた場合、どちらが良いのでしょうか?

 

ここでは学習塾と通信教育のメリットとデメリットをご紹介したいと思います。
下記の内容は基本的には小学生以上が通う受験を意識した塾や通信教育のお話になります。
公文や英会話などの授業補助系の塾や習字やピアノなどの趣味系の塾はそこまで厳しく考える必要はないと思います。ただ例えば英語やピアノでもプロになりたい、通訳になりたいなど職業として考えている場合は話が違ってきます。

 

幼児の場合はまず子供が楽しめそうな塾や体験入学などで興味をもった塾に通わせてみてはいかがでしょうか?まずはその子が何に興味を示してくれるのかを探ってみて下さい。

 

話を戻してここからは具体的な学習塾と通信教育のメリットとデメリットについてご紹介していきますね。

 

<塾に通わせるメリット・デメリット>
■メリット
@強制的に勉強をする環境に身をおける(厳しいのでサボれない)
A合格実績の高い先生や人気の先生の指導を直接受けることができる
Bライバルと切磋琢磨できる
Cマンツーマン方式の塾であれば直接分からない所をその場ですぐ聞ける
D強制的に模試を受ける機会も多いので全国的な自分の実力を知ることができる
E有名塾や実績の高い塾は先生も指導が厳しいので、何が何でも合格したい学校がある、叶えたい目標がある意識の高い子の場合は厳しい環境がプラスになる
F受験校の試験問題の傾向、最新の情報を知れる
G志望校別の対策をしている塾もある

 

■デメリット
@学校が終わってから通うことになるので夜間の通学が心配
A親の送り迎えが大変
B基本は学校の授業と同様に先生1人対複数生徒なので分からない子は積極的に質問・復習をしないと授業についていけない。受験を意識した塾は全て受け身の子の場合、授業や先生の厳しさについていけない
※公文などの習い事程度の塾であればそこまで心配する必要は無い
C費用が高い
D目標の無い子(何となくで通う子)はお金の無駄になる可能性が高い
、本人も苦痛になる

 

【学習塾が向いている場合】
・小さな兄弟が多い、個人部屋がなく集中して勉強できないなど家庭の学習環境に難がある(本人も集中して勉強できる場を希望している)
・負けず嫌いでライバルが居た方が燃える子
・通学できる範囲に合格実績の高い塾や教えを請いたい先生がいる塾がある場合
・家では勉強しない、言ってもしないので強制的に学習する環境に置きたい場合
・子供の教育費に余裕がある場合
・受験を強く意識している子や高い目標がある子の場合

 

 

<通信教育のメリット・デメリット>
■メリット
@通学が不要なので安全、親も送り迎えがなくて楽ちん
A費用が安い
Bインターネットを利用した教材も多いので口下手な子でもメールで気軽に質問できる
C自然とパソコンに慣れることができる
D子供を飽きさせない面白い趣向をこらした教材もある
E自分のペースで学習できる
Fウェブカメラを利用して先生の授業を塾と同じような感覚で学習できる教材もある
 最近は有名学習塾で実施しているところもある

 

■デメリット
@先生とは基本メールでのやり取りなので質問してもすぐに回答が貰えないことがある
※ウェブカメラなどを利用した対面学習の場合はすぐその場で聞ける
Aテキスト教材の場合、自分のペースで進められる分、ある程度の自己管理が必要(怠けぐせがある子には向いていない、親の監視も少し必要)
※ウェブカメラなどを利用した対面学習の場合は先生に監視されているのでサボれない
Bネット環境の他にパソコンやウェブカメラなどの機材が必要になる場合がある
C自分が分からないこと・知りたいことが上手く先生に伝わらない場合がある

 

【通信教育が向いている場合】
・普段から宿題以外にある程度、学習する習慣がついている子の場合
・個人部屋など集中して学習できる環境が整っている場合
・子供の教育費にあまり余裕がないけど何かさせてあげたい場合
・通学できる範囲に通わせたい塾が無い場合
・親が共働きで送り迎えが出来ない場合
・子供の安全のために家庭で学習させたい場合
・塾のようにあまり厳しい環境だと挫折してしまう子の場合

 

いかがでしょうか?

 

私的には、どんな有名塾であろうが人気の通信教育であろうが成功する子はするし失敗す
る子はすると思います。

 

まず成功と失敗を大きく左右する要素のひとつは具体的な目標を持っているかどうかだと思います。具体的な目標があれば「●●するためには■■しなければいけない」と考えられるようになります。

 

出来るだけ早い段階で将来の夢ややりたいことについて親子で話し合ってみると良いですね。

 

そして将来の夢を持ってもらうためには、お子さんのやる気を育てること、プラス思考ができることが重要です。これが全ての土台です。幼少期から「子供がやる気になる」考え方や躾に気を配って下さい。頭が良いとか悪いを心配するのはその後です。