頭の良い子の母親

 
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頭の良い子を育てる家庭のお母さんの特徴

頭の良い子に育つためには本人の努力はもちろん必要なのですが、それ以上に家庭環境や学習環境が重要になってきます。

 

 

家庭環境の良し悪しを左右する要素のひとつにその家庭のお母さんの性格が挙げられます。

 

 

私はテレビ番組の深イイ話で岡本アナウンサー(岡本安代さん)の回を見て、「あっ!このお母さんは頭の良い子を育てそうだな」と思いました。

 

 

 

岡本家では子育てに関して以下の誓いを立てています。

 

子育ては
挑戦、承認、忍耐、妥協、調和、感謝、
全てが凝縮された
恐らく人生最大の人間道場。
命果てるまで続くこの戦い
挑戦することを諦めないことを誓います。

引用元:http://ameblo.jp/yasuyo0308/

 

岡本安代さんの子育てに対する覚悟が覗えます。

 

 

彼女の家は夫婦共にアナウンサーで、お子さんは3男2女の5人です。放送回では丁度、長男のタイ兄が中学受験を控えていました。彼が受験するのは名門ラサール中学です。

 

 

ちょっとやそっと頭が良いくらいでは合格できないほどの超難関です。

 

 

番組開始早々、私が驚いたのは長男はあれだけの難関校を受験するにも関わらず、まったく学習塾に通っておらず独学で勉強していました。ただ、母である岡本安代さんは彼の勉強を指導してあげられるほどの学力をお持ちのようでした。

 

 

彼女の家庭は夫婦共にアナウンサー、彼女のお父さんは社長さんで経済的には裕福であろうと想像できるので学習塾に通えないわけではなく、あえて本人が独学で勉強しているようです。

 

 


はい、まず第1のポイントにお母さんが少なくとも中高レベルの基礎学力を備えていること。(関連記事:学習塾は必要なのか?)

 

 

次に安代さんはお子さんたちに結構厳しい躾をされている印象だったのですが、叱る時に
『何故それがダメなのか?いけないことなのか』をきちんとその理由を説明した上で叱っていました。そしてその場ですぐダメな行動を修正させて、出来た後はきちんと褒めていました。

 

 


はい、第2のポイントは叱るときは何故それがダメなのかきちんと理由を説明してその場でやり直しをさせる、出来たら褒める。

 

 

そして叱るだけでなく、お子さんに対してもきちんと感謝を伝えていました。

 

 

岡本家は夫婦共働きで超多忙なのでお子さんが家事のお手伝いをしているのですが、してもらって当たり前という感じではなく、例えば夕飯の支度をお子さんがしてくれていた時はきちんと「ありがとう(^^)」という感謝の言葉を伝えていました。

 

 

また、お子さん達にも他人や物に対する礼儀をきちんと躾されているようです。

 

 

具体的なエピソードを書くと岡本家は子沢山ということもあり、長男のカイ兄が落ち着いた環境で勉強したいということで安代さんの実家へ冬休みの間、合宿に行くことになった時、彼女は「勉強机などお世話になった全てのものに感謝を伝えて行きなさい」と本人に感謝の言葉と礼をさせていました。

 

 

また実家についた時に祖父母にもきちんとお世話になりますという挨拶と礼をさせていました。親しき仲にも礼儀ありですね。

 

 

兄弟が多い家庭では、一人部屋をなかなか与えられないこともありますので、そのような時は岡本家のように夏休みなどの長期休暇の時だけでも本人が望めば祖父母や親戚にお願いして静かな環境で勉強できる部屋を貸してもらえないか交渉してみるのもありですね。

 

 

部屋を増やすことはできなくても場所を変えることは可能だったりします。ただ相手方の都合がつかない時もありますので、その時は部屋の中をカーテンなどで仕切って疑似個人部屋にしてあげる方法もあります。

 

 

黒いカーテンなら夜間でも光がもれず、隣で寝ている家族の邪魔になりにくいですよ。

 

 


第3のポイント、例え子供でもお手伝いをしてもらったら感謝を伝える、やってもらって当たり前にしない。子供にも他者に対する礼儀や物への感謝を習慣付けさせる。

 

 

最後に頭の良い子を生みだす家庭のお母さんに共通するなと私が感じたことがあるのですが、それはお母さんがとってもパワフルで超プラス思考なんですよね。

 

 

お子さんにとって一番身近で長時間接する家族は母親だと思います。

 

 

お母さんが笑顔で元気だと子供は安心できます。
家庭の雰囲気はお母さんが作っていると言っても過言ではありません。
子供は母親のご機嫌の善し悪しをしっかり見てますし分かってます。

 

 

安代さんも本業や講演活動など超多忙なはずなのですが、ものすごく元気でメンタルが強い印象を受けました。

 

 

もしかしたら一人になった時は疲れた顔をされたり、ふと愚痴をこぼすことがあるのかもしれませんが、そのマイナス面を子供に見せないということに気を使われているようでした。

 

 


【最重要!】第4のポイント、お母さんが超元気でプラス思考ができる

 

 

しかし、長く家族を一緒にやっているとお互いのダメな部分が見えたり、不安なことが起きたりしていつも笑顔でパワフルとはいかないかもしれません。

 

 

そういう時は『辛い・・しんどい』を前面に出すのではなく、『こうしてくれるとお母さん嬉しい』とか『これ手伝ってくれるとママ助かるわ』と言ってお子さんのやる気を誘いつつ笑顔でお願いをしてみて下さい。

 

 

命令ではなくお願いです。
イライラして怒った顔や泣きそうで辛そうな顔、苛立った声ですと、優しい子ならある程度察して手伝ってくれるかもしれませんが、同時に余計な不安を与えてしまいます。

 

 

そしてそれが日常になると神経質に他人の顔色をうかがう子になってしまう可能性もあります。
私がそうでした。

 

 

特に塾に通わない通えない子の場合、学校を除けば家庭が学習環境になりますので、いつも暗い雰囲気だったり、親がイライラしているような環境では落ち着いて勉強出来ません。

 

 

勉強の知識を蓄えないといけないのに余計な雑念や心配ごとが入ってしまいます。

 

 

まあでも何でも下手に出れば良いというわけではないので、例えばお子さんが片付けをしていない、ルールを守らないなど悪い事をした時は少し命令口調で叱っても構いません。

 

 

ただその時に1回目は警告という形でそれほど怒らずに「●●しておいてね」と柔かく、それでもやっていない時に多少怒り口調で叱りつつ、なぜそうしないといけないのかをきちんと説明してその場ですぐやり直しをさせて下さい。

 

 

そしてそれが完了したら感謝を伝えたり褒めてあげて下さい。

 

 

ひとつ例を出すと
⇒玩具を片付けしてねと言っておいたのに手つかずだった
⇒「注意されたことをすぐに直さないのは悪いことです。●●君だってママに何かお願いした時にママがそれをしてくれていなかったら嫌でしょう? それに玩具が床にあると躓いたりして誰かが怪我をしてしまうよね? だから使ったらちゃんとしまおうね。はい!じゃあ今すぐお片づけをして下さい!」

 

 

家ではこんな感じで注意をしています。
ポイントは上記でも書いた通り、ダメな理由をきちんと説明することと、修正はその場ですぐ実行させることです。

 

しかし、こういった躾の方法は子供が大きくなってしまうと通用しないことがあります。

 

 

理由は子供自身もずる賢くなりますし、気恥ずかしさなどでわざと反抗することもあります。

 

 

今まで習慣でなかった面倒なことを急に口うるさく言われるようなったら「何故?何で?」って思いますよね?

 

 

なのでお子さんが素直な幼少期(小学校入学前くらい)に、これらの躾を当たり前にしておくほうが良いです。

 

 

兄弟がいる場合はお兄さんやお姉さんがお手本になれるようにしておくと後が楽です。特に両親が共働きの場合、お子さんの強力は絶対に必要になります。

 

 

貴方が不在の時に下の兄弟に家庭のルールを指示できる貴方の代役ができる兄弟がいると助かると思いませんか?

 

 

岡本家でも長女のケイちゃんと長男のカイ兄がきちんとお母さんが定めた家庭のルールを下の幼い兄弟にも教えてやらせていました。

 

 

上の子はリーダーシップと周囲への心配りを、下の子はルールを守ることで周囲との調和を勉強させる良い機会になります。

 

 

どちらも頭の良い子の条件には必要だと思っています。現在では勉強だけができる頭でっかちは避けられる傾向にあるからです。

 

 

さて、頭の良い子が育つ家庭環境の一例に岡本アナウンサーのエピソードを挙げてみましたがいかがでしたしょうか?

 

 

もしお手本にしたい所があれば、貴方のお子さんに活かしてあげて下さいね。

 

 

まとめ

■子育ては挑戦、承認、忍耐、妥協、調和、感謝の集合体である
■塾へ行かない(行けない)家庭の場合は親が少なくとも中高の基礎学力程度は身につけておいたほうが良い
■人や物への感謝の心を教えることは重要。親も子もお互い様の精神で。
■受験期にはやはり落ちついて勉強できる場所は必要。個人部屋が無い子は祖父母の家を勉強スペース借りるなど、場所を変えることで学習環境を確保してあげよう。部屋は増やせなくても場所を変えることは可能です。
■お母さんが家庭の雰囲気に及ぼす影響は大きい、出来るだけプラス思考と笑顔でいられるように努めよう。母親が笑顔でパワフルな家庭の子供はとても元気で協力的。
笑顔に疲れたら子供を頼ってもOKなんです。頼み方に気を付けてお願いしてみて。
■叱る時は何故それがダメなのかをきちんと説明してやり直しはその場ですぐさせよう。
出来たら感謝の気持ちを伝えたり褒めてあげよう。実践は幼少期から始めよう。

 

 

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