バディスポーツ幼稚園【最近のエリート育成のための幼稚園】
今年2017年の3月21日にテレビ番組「この差って何ですか?」という番組で頭の良い子を育てる幼稚園としてバディスポーツ幼稚園が特集されていました。
このバディスポーツ幼稚園が従来のエリート幼稚園と違うのは勉強重視の頭脳系ではなくスポーツを重視している点です。
もちろんだからと言って知育をおろそかにしているわけではありません。
出身者にはプロのスポーツ選手や東大生もたくさんいるようです。
詳しくバディスポーツ幼稚園の特徴をまとめると以下のような感じです。
毎日3キロから4キロ走る
他の幼稚園との大きな違いとして幼児でも毎日4キロ程度を走る授業があります。大人でも完走が辛い距離なので最初は泣き出してしまう子もたくさんいるようです。しかし園では助け合いの精神を教育しているので遅れている子や泣いている子に他の子が手を差し伸べたり励ますということを自然にやっています。この助け合いがバディ制度と言います。
バディ制度で連帯責任と助け合いの精神を教育している
上で少し触れましたがこの幼稚園では助け合う、みんなで頑張るという精神を育てることを重視しているので自衛隊で採用しているバディ制度を採用しています。このバディ制度では社会に出てから重要になってくるであろう連帯責任についても学ぶことができます。
スキー合宿がある
このスキー合宿ではマンツーマンでの指導があり、合宿最終日にはかなり上手に滑れるようになる子もいます。
卒園試験として3点倒立、逆上がり、跳び箱がある
卒園試験として3点倒立、逆上がり、跳び箱があります。しかしバディ制度を採用しているこの園では自分ひとりが出来ればOKというわけではありません。一人でも出来ない子がいると連帯責任で全員卒園できません。ちょっと厳しいようですが皆で出来ない子を励ましたりアドバイスしているので出来ない子が責められて諦めることは無いようです。その証拠に開園以来最後まで出来なかった子はひとりもいないそうですよ。
水泳、英語、書道の授業がある
従来のエリート校にもあるような英語の授業をはじめ、水泳や書道もやるようです。
運動会などで順位付けをしている
最近の幼稚園や小学校では敬遠されている順位付けもします。現在は全て平等にという教育がスタンダードになっている中であえて順位をつけて闘争心や競争心を育てる教育をされているようです。その理由は大人になると全ての機会が平等に与えられることはあり得ないですし、挫折を経験してそれに打ち勝つという経験が重要になってくるからであろうと思います。当サイトでも何回も書いていますが小さな成功体験を重ねる機会を増やすということにも力を入れているようです。
いかがでしょうか?
まあ地域的なことなど入りたくても入れないという場合も多いとは思いますが、普通の幼稚園では学べないライバル心、競争心、忍耐力など大きくなると出合うであろう理不尽なことにも立ち向かう精神と助け合い、お互いを認め合うという人間力を育てることが出来るのが大きな魅力ではないでしょうか?
もしバディスポーツ幼稚園の教育法に共感されているママさんで、でも入園は現実的に難しいわという場合にはスポーツ教室(遊びではなくわりと本気なところ)などを検討されてみても良いかもしれませんね。
最近の傾向である全ての機会を平等に差を付けないという教育もメリットはありますが、長い目でみるとバディスポーツ幼稚園の教育法のほうが大人になる過程で役立つと私は思いますよ。
ちなみにバディスポーツ幼稚園の学費は月45000円だそうです。
普通の幼稚園が20000円〜30000円くらいなので少し高いですが、少し頑張れば払えないという額でもないように思います。
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入学試験にスポーツを超優遇する名門校も増えている
最近では国語や数学などお勉強の点数よりも部活、とりわけスポーツが入学試験の合否判定の際に大きな加点となる進学校も増えてきました。
例えば話題になった高校でいえば千葉県立幕張総合高校がこのスポーツを重視した入学試験を実施していました。
千葉県立幕張総合高校は偏差値68以上のやや難関校というレベルです。
この高校では合否判定要素として5教科の学力試験、そして内申点の共通部分と選択として実技試験か自己PR検査のどちらかを選んで受験することになります。
実技試験を選んだ子は高校で部活に入ることを前提として受験が可能で、自己PR検査を選択した子は口頭での自己PRをします。
試験内容としては一見平等に見えますが、実技試験を受けるか自己PR検査を受けるかでA評価の受けやすさがかなり違ってくるという特徴があります。
データとして実技検査で受験をする子は例年300人〜400人くらいなんだそうですが、そのうちの平均で130人位がA判定になるようです。
しかし自己PR検査で受験をした子は600人〜700人が受験してたった1名程度しかA判定にならないそうです。
そしてこの選択試験での評価に5教科と内申点を総合して最終的な判断が下されます。
ここで驚きなのがスポーツ実技で合格した子は自己PRで不合格になった子より100点も5教科試験の点数が低かった点です。
スポーツをかなり優遇しているというこおとがお分かりだと思います。
ちなみにこの実技ではスポーツ系だけでなく文化部系の部活も含みますが、スポーツ系の場合は事前にスポーツで優秀な生徒をリスト化してA判定の候補者として事前にピックアップしているんだそうです。
なんだか出来レース的な印象も受けてしまいますね。
このようにエリート進学校と言われる学校の中にも学力だけでなくスポーツも重視する傾向も表れ始めました。
日本も偏差値が高いだけの頭でっかちはいらないよという考えになってきたのかもしれません。
もちろん難関高校、難関大学に合格するには一定水準以上の学力は必要ですが学力が多少その学校の求める水準に達していなくてもスポーツで挽回できる可能性もあるという希望も出てきましたね。
ですので小さな頃から体操でもサッカーでも野球でも何かスポーツをやっていてそれが得意な子は将来的に受験を有利に進めることができる可能性が増してきました。
ぜひスポーツに興味を持つ子には積極的に何かさせてみてはいかがでしょうか?
本当に頭が良い子はスポーツもできるというデータもあるようです。
ここで言う頭が良いという基準は単に算数などの座学が得意ということではなく(運動すれば脳も活性化します)、メンタル面や応用力や機転の良さなど生きていく上で人生を有利に進めやすくなる能力が鍛えられている子ということです。
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