頭の良い子

 
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笑顔の無い子に育てるな

貴方のお子さんは笑顔を見せてくれますか?
楽しい時や嬉しい時に素直に笑うことや喜びを表現することができるでしょうか?

 

 

別の記事でも書きましたが、私は幼少期に親が不仲でお互いの悪口や生活の不安ばかりを聞かされていたので、常に精神的に不安な状態で、嬉しくて笑うことが非常に少なかったです。

 

 

さらに小学生高学年くらいの頃には将来は経済的な面で助けてほしいなどプレッシャーもかけられていて、かなりの重圧を感じていました。

 

 

このような大人の事情による重圧は本来、子供にかけるべきではありません。

 

 

このような精神状態で何が辛かったかというと、極度のマイナス思考になってしまったことです。

 

 

何か良いことがあった時も帳尻合わせのように悪いことが起こるのではないか(実際に自分にとって楽しいことがあった日に、それを台無しにするようなイベントがよく起こりました、(例えば親の喧嘩など)

 

 

近い日に楽しいことや嬉しいことが控えている時でも無意識に喜びの上限を下げてしまい、素直に喜べなくなってしまいました。

 

 

素直に喜べない性格は損な性格、人も離れていく

大学生の頃、友人に「損な性格だな」と言われたことがあるのですが全くその通り。

 

 

自分でも自覚していました。
辛気くさい笑顔の無い人間の周りに人は集まりません。

 

 

自然と人間関係は希薄になり、小学校では同じ人間と数年間一緒に毎日顔を合わせて過ごしていたにも関わらず、友人と呼べる人は少なくどの子とも顔見知り程度の親密度だったと思います。

 

 

人間関係が希薄過ぎると子供の頃はとっても損です。

 

 

私の体験をお話すると、Aさんにはいつも仲良しのグループがいて、そのグループの子達が用事などで居ない時にだけ私に話かけてくる、お昼を一緒に食べるという感じの仲でした。

 

 

Aさんにとって私は友人ではないのです。
私もそれを自覚していて自分のことを「友達予備軍」だと認識していました。

 

 

これもある意味、経験に基づく学習なのですが良いことを素直に喜べない環境に日常的に置かれると喜びや感動に鈍感になってしまうんですね。

 

 

私の場合、いつもモヤモヤとして楽しくないから人を避けるようになったり、深く踏み込もうとしなくなりました。コミュ症の出来あがりです。

 

 

そして、このようなマイナス思考が続いてしまうと何か物事に挑戦する時に最初から手を抜いたり、最悪諦めてしまう性格になりやすいです。要は心のスタミナ不足です。

 

 

自分でもこのままではダメだと分かっていたので、プラス思考をしようと頑張ってもマイナス思考が内面に刷り込まれてしまっているせいで自分にとっての良い展開をイメージ出来ず仮に出来ても、その達成感や感動の天井が低いため全力で頑張ろうと思えなくなっていました。

 

 

努力に見合う対価が無い、だからやる価値が無いと思い込んでしまいました。

 

 

良い結果になるかもしれないという可能性を放棄したことになります。

 

 

プラス思考の子だと同じ局面でも「やってみなければわからない(成功するかも)!」となるわけです。

 

 

少なくとも幼少期の生活環境や学習環境は親から与えられるものなので、ほぼ100%親次第ということになります。

 

 

例えば成長してある程度、自分で環境を変えられるようになった時にマイナス思考の子はパワー不足に陥ってしまい上手く前に踏み出せなくなる可能性もあります。

 

 

ふと、また悪いことが起こるのではないか、嫌な目に遭うのではないかと考えてしまうんです。

 

 

将来に良いイメージを持てないということは頭の良い子の育成にかなりの悪影響だと言わざるを得ません。

 

 

毒親を反面教師にして成功した子供は親孝行になるとは限らない

もちろん絶対そうなるとは言いません。
問題のある家庭でも反骨精神や反面教師で頑張れる子がいることも事実です。

 

 

ですので、家庭や親子関係で問題があることを自覚していても、今のままでそのレアケースに賭けることも否定はしませんが私は悪い方に転ぶ可能性の方が高いと思っています。

 

 

テレビなどメディアでは美談のほうが視聴率を取れるのでこのような悪環境でも成功した人の事例をよく出してきますが私にしてみればたまたま努力が実った、たまたま運が良かっただけだとしか思いません。

 

 

本当に賭けに勝っただけ。

 

 

仮にその賭けに勝っても、そのような家庭では親は信用も尊敬もされていませんので子供が一人立ちした時に全く連絡をしてこない、実家に寄りつかない、老後の介護もしてくれないなど親としては悲しい結果になるかもしれません。

 

 

子供が成功したのと引き換えに親子の縁が切れる結果になるなんて悲し過ぎやしませんか?

 

 

それよりも計画的に幼少期にプラス思考を身に付けて親子で楽しい経験や小さな成功をいっぱい経験させて人生を肯定的に考えていけるような子にするほうが、例え経済的に裕福でなくても、自分なりの努力と将来の目標をもった子に成長してくれるのではないかと思います。

 

 

またそのような子は親から助けを求めることがなくても、自然に親を援助したり、協力的な子になります。

 

 

子供のあれやりたい、これやりたいは向上心を育てるチャンス!

例えば我が家では子供に夕飯のお手伝いなどをさせていますが、それは私から「お手伝いして!」と頼んだわけではなく、子供が興味を示して「やってみたい」と言ってきた時に「ありがとう♪助かるわ」と試しに小さい子でも簡単にできる作業、例えば野菜を洗わせたり、お皿を並べさせたりして上手くできたら思いきり褒めてあげただけです。

 

 

そんな些細なキッカケからでも子供は小さな自信を身につけることが出来ます。

 

 

私も経験がありますが3歳くらいになると『イヤイヤ病や僕(私)がやる病』が起こり出すので正直面倒くさい、ウザいと思ってしまうこともあると思います。

 

 

忙しい日だと私だってイライラしてしまうこともありました(笑)

 

 

ですが、その小さな自立心の誕生を上手く利用できれば、子供のやる気の育成に大きく貢献できます。

 

 

ぜひ、お子さんに楽しい経験を沢山させてあげて下さい。
高価な物を買ってあげたり、お金がかかるレジャーにつれていく必要はありません。

 

 

幼少期はお父さんやお母さんと一緒に何かをやること自体に楽しさを感じてくれることが多いです。

 

 

どこかに出かけるにしても場所なんてあまり関係ありません。

 

 

ここで子供が大きくなってから、今まで子供に無頓着だった親が無理やりコミュニケーションを取ろうとすることがありますが、失敗してしまう可能性があります。

 

 

大きくなるとある意味「余計なこと」を考えるようになりますので、『何で今さら』とか気恥ずかしさなどで素直になれなくて親と距離を置いたり、反抗したりする子も出てきます。

 

 

なので、頭が柔軟で素直な幼少期に沢山のプラスの経験をさせておく必要があると私は考えています。

 

 

最後に貴方は毒親という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、いつもピリピリして家族仲が冷めていたり、日常的に愚痴を子供に聞かせるなど今一度、ご自身が毒親になっていないかを振り返ってみて下さいね。

 

 

まとめ

■家族が不仲、経済的困窮など不安が多い家庭の子供は笑顔が少ないマイナス思考になりやすい
■マイナス思考は気力だけでなく良い人間関係も遠ざける
■良い出来事を素直に喜べない性格になると、良い未来を想像できないので喜びの上限が(感動の上限)が低くなる。結果努力に価値を感じなくなる。これはとっても損な性格だと認識するべき。
■マイナス思考になるとコミュ力が落ちます。妥協して諦めやすい性格になりやすい
■プラス思考が出来る子は家庭があまり裕福でなくても、自分なりの努力で目標に立ち向かえる
■幼少期から何度も小さな成功を体験させることでプラス思考と自己肯定ができる子に育てよう。

 

 

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